インドネシア(2018年度)
高校生・在学生へ伝えたい体験談【伊藤妃渚(2017年度入学)】
フィールドワーク中
インドネシア滞在中、私はインドネシアの人々に優しさを感じました。
ホームステイ先から大学までの道すがら、私に挨拶をしてくれる人が多くて、はじめはとても驚きました。大学までの道では、歩道が狭いうえ信号も少なく、道路を横断するタイミングが難しいのですが、いつも周りのインドネシア人が助けてくれました。車やバイクに乗っている人も、私のためにすぐ道を空けてくれました。毎日通学する間に気軽にお喋りをする仲になった人もいました。日本では通学に電車を使うことがほとんどですし、人と話したり、仲良くなったりする機会はほとんどありません。そんな私にとって、インドネシアでの通学時間は地元の人たちとコミュニケーションをとれる楽しい時間でした。初対面の外国人である私に優しくしてくれる人達が数多く住んでいるジョグジャカルタは、温かい街だと感じました。
帰国後
このフィールドワークを通して、多様性に富んだインドネシアの魅力を知ることができました。知らないことを一から丁寧に教えてくれるホームステイ先の家族や大学の先生、地元の人々に、私はたくさん助けてもらいました。インドネシアに生きる人々は、文化や宗教が違っていても外国人を受け入れる寛容な心の持ち主でした。今回出会った人々に、ぜひまた会いに行こうと思います。次に会ったときは、もっと流暢にインドネシア語で会話ができるようになりたいです。
海外フィールドワークに参加する以前は何のためにインドネシア語を勉強しているのかがわからなかったので、学習意欲が低かったかもしれません。しかし今は明確な目標を持っています。インドネシアの人々ともっとたくさんの話をして、理解できるようになることが私の目標
です。そのために今後はしっかりとインドネシア語を勉強します。さらに、ことばだけではなくインドネシアのいろいろなことを学びたいと、より強く思うようになりました。