台湾(2023年度)
高校生・在学生へ伝えたい体験談【尾割 未奈子(2022年度入学)】
台湾の先生からいただいた言葉は私の宝物
出発前
初めは多くの不安がありましたが、複数回行われる事前授業を通して、台湾のことを調べて発表をしたり、中国語のみでおこなわれる模擬授業を受けたりすることで不安を解消することが出来ました。出発前のアドバイスとしては、台湾は昼と夜の気温差が激しいので羽織物を用意しておくこと、輔仁大学の学生たちとのLINEグループで積極的にコミュニケーションを取ること、フィールドワーク中にめぐる観光地の順番や日程を事前に決めておくなどするといいと思います。
士林夜市のアーケード
フィールドワーク中
九份の提灯
私はこのフィールドワーク中に台湾の方々の温かさを感じました。偶然入った飲食店で私たちが日本語で会話をしていると、以前日本で働いていたおじいさんが話しかけてくれました。他の店員さんも巻き込んで日本のことについて楽しくお話をしていると、そこでのお会計も済ませてくださった上に、お土産のパンまでくださいました。台湾での生活にまだ慣れておらず、ナーバスになっていた私にとってとても楽しい出来事でした。
その他にも、台湾で出会った皆さんは、私たちがうまく中国語を話せなくても温かく歓迎してくださり、私は台湾のことが大好きになりました。皆さんも、空き時間にはどんどん外に出てたくさんの人と交流をしてみてください。このフィールドワークが充実したものになると思います。
帰国後
このフィールドワークを通じて、私は挑戦することの大切さを学びました。私は普段から成績は良い方ではなく、中国語を話すことにも自信がありませんでしたが、このフィールドワークに挑戦して少しでも成長しようと授業に真剣に取り組み、多くの友人と交流しました。この経験は私の語学勉強のモチベーションとなっています。最終日に台湾の先生からいただいた、「謝謝未奈子總是努力地說出想說的話,也很努力地跟我溝通!上課最認真的就是妳了!希望妳一切順利!(未奈子はいつも言いたいことをがんばって口に出し、私とコミュニケーションをしてくれてありがとう! 授業中もっとも真面目だったのはあなたですよ。すべてがうまくいきますように!)」という言葉が私の成長の証であり、宝物です。
輔仁の学生と台北私立動物園で見たパンダ
高校生・在校生へのメッセージ
台湾へフィールドワークに行くまでは不安なことがいっぱいあると思いますが、この経験は皆さんにとってきっとかけがえのないものになると思います。少しでも参加を迷っている人がいたら、勇気を出してぜひ参加してみてください!