台湾(2023年度)
高校生・在学生へ伝えたい体験談【青山(2022年度入学)】
様々な体験をし、刺激を受けた3週間
野柳
出発前
出発前は先生方が事前授業をしてくださいました。台湾に行く前にグループで台湾の文化や歴史について調べて発表したり、先生が中国語のみの授業をしてくださったりしました。この事前授業のお陰で台湾に関する基礎知識を身に付けることが出来ました。中国語の授業や、現地での3週間の生活に対する不安が大きかったですが、実際に行ってみると、不安よりも楽しさの方が大きかったので、あまり不安を感じすぎる必要はないです。また、フィールドワーク班で行動する日はあらかじめ日程を決め、詳しい計画を立てておくと、台湾に行ったときに効率的に活動することが出来るのでおすすめです。
フィールドワーク中
中国語の授業は少人数だったのでより集中でき、質問もしやすかったです。先生はとても優しく、私たちが理解出来ていなかったら、英語や日本語を使って説明してくださいました。また、文化体験コースも非常に充実しており、剪紙や布袋劇、印鑑づくりなど様々な台湾の文化を実際に体験することが出来ました。
大学で行なわれていた市場
授業は基本的に午前中のみで、午後は自由時間が多かったので、友達と台湾の様々な場所に遊びに行きました。また、輔仁大学の学生さんと以前から交流していたので、実際に会って、一緒に遊びにも行きました。輔仁大学の学生さんが台湾のおすすめスポットに案内してくれて、楽しく交流することが出来ました。
台湾には優しい人が多い印象を持ちました。輔仁大学の先生方や学生さんはもちろん、店員さんや地下鉄であった人なども、私たちが日本人だと分かると優しく声をかけてくださることが多くありました。
台湾での生活中は、友達ともなるべく中国語で会話するようにしたり、授業中やお店で注文するときなども積極的に中国語で話したりすることを心がけました。とにかく間違いを恐れずに話すことでスピーキング力は以前よりも向上したと思います。毎日が新しいことの連続で、本当に充実した生活を送ることが出来ました。
剪紙の体験
帰国後
帰国してからも、輔仁大学の学生さんとLINEやInstagramなどを通じて交流を続けています。台湾で仲良くなった友達が今年の夏から日本に留学に来るそうなので、今度は私が日本を案内する予定です。また、台湾での生活を共にしたことによって、アジア学科の同級生ともさらに仲良くなれました。私はホテルの同部屋の人とほぼ初対面で、はじめは緊張していましたが、今ではとても仲良くなり、帰国後もよく一緒に授業を受けたりご飯を食べたりしています。
このフィールドワークを通して、様々な人と交流し、台湾の文化や歴史を直接学んだことによって、台湾のことが大好きになりました。また、中国語を勉強するモチベーションがさらに上がりました。日本語を流暢に話す輔仁大学の学生さんと交流したことが特に大きな刺激となりました。
台北101の夜景がおすすめです
高校生・在校生へのメッセージ
南山大学は留学制度が整っており、交換留学だけでなく、フィールドワークのような短期留学も充実しています。はじめから長期留学に行くことに不安がある人は、このフィールドワークで、留学の雰囲気を知ることが出来ると思います。3週間という短い期間でも、中国語力は少し上がったし、モチベーションアップにも繋がりました。
もっと長くいたい、と思えるほど、毎日充実した生活を送ることが出来ました。海外で現地の人と交流したい、語学力を向上させたい、現地の文化や歴史を実際に体験したいと考えている方にとって、このようなフィールドワークに参加することは非常に有効だと思います。
台湾の映画館で観た日台合作映画