Special Contents アジア学科の授業風景
基礎演習I
科目名 | 基礎演習I |
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担当教員 | 江口伸吾 |
授業概要 | この授業は演習形式で行われる。3・4年次の演習履修に向けて、アジア研究に必要な方法論に関する基本的知識を習得することを目標とする。演習形式の授業を実施し、各教員の専門分野に関する資料を学生自らが収集し、データを整理・分析して発表しあう。また、学生同士でプレゼン・質疑応答をすることで、プレゼンテーション技術の向上を図る。 |
科目の全体像 | 南山大学シラバスを参照 |
日時 | 第1クォーター(4月~5月) |
授業の内容 |
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学生の感想・コメント
- グループの子と話し合い、それをさらにクラス全体で交流することは、自分一人では気付かなかった視点からの様々な意見を聞くことが出来たため興味深かった。また、それぞれのグループが発表した意見にさらに議論を重ねていくことは難しかったが、より自分の見解を広げることに繋がった。
- みんなで中国の教育や政治、経済など様々なテーマを議論することにより、新たな気づきや、自分では考えつかなかった意見を共有し合うことでより深い学びに繋がったと感じました。この基礎演習の授業を通して、中国のことについて自分が思ったよりも知らないんだなと感じたのと同時に、もっと知識をつけ、中国についてそして日中関係について考えていきたいと思いました。
- 少子高齢化問題や、労働人口の減少の問題などの文献を見てから考えるので憶測の話ではなく根拠のある話し合いができました。また難しいなと思う話がいくつかありましたが、先生の説明もあり理解することができました。より中国社会への関心が深まり、日常的に中国圏のニュースを見るようにしたいと思いました。
- 中国の今についての知識があまりない中でこの授業を受けていたのですが、たくさんの資料を提供してくださり、理解を深めることができたと感じています。特に、中国の人口問題と日中関係については、今までこんなに真剣に考えたことがないというくらい真剣に考えることができ、自分の知識を増やすと同時に、考える力を伸ばすことができたように感じています。また、私たちの少し不足している部分がある意見を、先生が補いながらよりわかりやすく具体的に解説してくださる点がとても助かりました。この授業を経て、今後より日中関係にアンテナを張り、情報を得ていきたいと思うようになりました。
- 中国は経済が発展していたり、人口が多かったりと大国に思えますが、詳しく見てみると様々な問題点が隠れているのだなと授業を通して感じました。日本との関係もこれから改善できるのか注目していくべきだと考えました。私は歴史について両国の人が理解し合うことが大切だという発表をしましたが、まずは知るという姿勢が大事だと思うため、これからも中国の動向を見ながら実際に中国の人とも関わっていきたいと思いました。私はQ3から中国へ留学に行くため、その際にも人と人との関係を築くことで見えてくる互いの国の良さを見つけたいです。
担当教員
この授業は、2年生のみなさんにとって、大学時代を通して追求する各自の研究テーマを考え始める機会だったのではないかと思います。授業では、少し難しいテーマではありましたが、粘り強く、積極的に議論が交わされ、とても有意義でした。これをきっかけにして、みなさんが中国をはじめとするアジアの今に関心をもち、激しく変化し続けるアジアを自ら調べるようになってくれたらとても嬉しく思います。