中国(2024年度)
⾼校⽣・在学⽣へ伝えたい体験談
自分のやりたいことを見つけて全力で取り組む、挑戦することが重要

最初で最後のライブ
氏名 | Y. T. |
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留学の区分 | 交換留学 |
留学先 | 中国、重慶郵電大学 (2024年9月〜2025年1月) |
留学前
私が留学を考え始めた時期は高校生の頃です。海外に行ったことがなく、海外生活を通して様々な経験をしてみたいという思いからでした。留学先に中国を選んだ理由は、中国が日本ではあまりいいイメージを持たれていないことになんとなく疑問を抱いており、この目で本当の中国を見て感じたいと思ったからです。留学前は、ただアジア学科に入ったから中国語を勉強していただけであって、元々中国が好きというわけではありませんでした。留学前の事前準備は、人よりも真面目に中国語の授業を受けていたことです。元々負けず嫌いな性格だったので、授業は予習復習をしたり、南山に来ている中国語のネイティブの留学生たちと積極的に交流をしました。そのおかげで、留学前にはHSK5級をとることができました。
留学中
初めの頃は、聞き取ることも喋ることもできず、少し落ち込むことがありました。中国語を喋る機会を増やすため、ダンス部と音楽部に入りました。音楽部のある活動で1人の日本の歌が好きな学生と出会い、彼の誘いで私がボーカルとしてバンドを結成することになりました。その時点で私は残り3ヶ月しか留学期間がありませんでしたが、彼らと毎週バンド練習をすることになりました。最後はその子たちとあるバーのイベントでライブをして、本当に楽しかったです。私にとって彼らの存在は、国籍に関係なく大切な仲間です。本当にお別れするのが辛かったけど、私と彼らを繋いでくれた日本の文化が素晴らしいと思いましたし、私を迎え入れてくれた彼らの温かさに感動しました。彼らと過ごした時間は私にとっても、彼らにとってもきっと一生の思い出になると思います。

ダンス部で優秀賞を獲得
留学後

重慶のタワーのアトラクションにて
私は、今でも何人かの友人とWeChatを通して連絡を続けています。留学後も、ずっと日常をシェアしてくれる友達が可愛くて仕方ないです(笑)。私をきっかけにして結成されたバンドが今でも活動していることも、私が留学で得た自慢話の一つです。この留学を通して、私はたくさんの人に出会い、もっと彼らの国を理解したい、知りたいという気持ちが強くなりました。そして、自分の中国語を通して中国と日本の架け橋になりたいという思いも芽生えました。私の今の目標は、中国の大学院で日中通訳を学び、将来通訳として日本人と中国人の交流の手助けとなることです。私が留学で経験したような意思疎通ができることで生まれた感動や喜びを、私を通して作り上げられるようになりたいと思っています。
高校生・在学生へのメッセージ
大学生の4年間はあっという間でとても貴重です。そして、とっても自由です!自分のやりたいことを見つけて全力で取り組む、挑戦することが重要だと思います。留学に行きたい人は、ぜひ行ってください!きっと留学先で何かが待ってます!挫折するかもしれないし、しんどいかもしれないけど、それも含めて経験なので、頑張りましょう!大学生活も留学生活も、自分の頑張り次第でどうとでも変わります。ぜひ、後悔しない大学生活を送ってください!!