Special Contents 留学体験談

イギリス(2023年度)

高校生・在学生へ伝えたい体験談

大切なことは失敗を恐れず、とにかく一生懸命話すこと

ケンブリッジで友人たちと

氏名 宮崎琴江(2020年度入学)
留学の区分 交換留学
留学先 イギリス、University of East Anglia(2023年9月~2024年6月)

留学前

 私が所属していた部活動では長期留学が難しかったため、引退してから交換留学に挑戦しようと考えていました。そのため、留学の時期は4年生の秋からでした。この時期から1年間留学へ行くというのは、卒業はもちろん、就職活動も遅れることになります。ですが、大学1年生の時から、オンライン授業となり、海外フィールドワークも中止だったため、学生生活に対して多くの心残りがありました。「学生時代にしかできないことをしたい」、そして、「アジアという地域だけでなく、自身の価値観を広げたい」という思いがイギリスへの留学を志すきっかけになりました。

Cromer

留学中

fish and chips

 当初入居予定だった寮が、施工上の問題で閉鎖され、イギリス到着数日前に寮の変更が通知されました。ですが嬉しいことに、最高のフラットメイトに恵まれました。キッチンではお誕生日会を開いたり、一緒に料理やダンスをしたりと、寮生活を満喫しました。大学の敷地内にはスポーツパークやバー、クラブがあり、得がたい経験ができました。構内にジェンダーニュートラル・トイレがあるのも、新鮮でした。

留学後

 留学後でも、フラットメイトと連絡を取り合っています。帰国の1週間前には、ドイツ出身のフラットメイトとドイツへ行き、故郷を案内してもらいました。私が日本に帰国してからも、イギリス人の友達が名古屋に遊びにきてくれました。国内のみならず、海外においても、困ったときに頼れる友達がいるというのは、非常に心強いです。留学中は、自身の語学力の乏しさに嫌気がさすこともありましたが、大切なことは失敗を恐れず、とにかく一生懸命話すことだと学びました。語学力というよりも、交友関係を広めることに留学の意義がこめられているような気がします。

クリスマス(イルミネーション)

高校生・在学生へのメッセージ

 留学先には、日本では見られない風景があって、出会いがあって、文化がありました。この先、歳を重ねれば重ねるほど、イギリスでの生活は私の記憶の中で輝きを増していくと確信しています。大学生活は楽しくて、想像以上にあっという間に終わってしまいます。ですから、少しでも興味のあることがあれば、積極的に挑戦することをお勧めします。みなさんの大学生活が、今後の人生に彩りをもたらしてくれることを切に願っています。

マンマミーア

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