台湾(2023年度)
高校生・在学生へ伝えたい体験談
『当たり前』は自分だけの当たり前
野柳地質公園は海と山に囲まれた自然を満喫できるTHE台湾!
氏名 | 長西 華(2022年度入学) |
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留学の区分 | 交換留学 |
留学先 | 台湾、輔仁大学(2023年9月~2024年1月) |
留学前
高校生の間に留学をしたかったのですが、コロナ禍ということもあり実現しませんでした。就職してしまったら、まとまった時間が確保できないと思っていたので、大学生で一度は必ず留学したいと考えていました。また、将来やりたいことが見つけられていなかったので、なるべく早くチャレンジすることで自分の可能性を広げたいと思い、2年生での留学を決断しました。授業の一環である海外フィールドワークA(台湾・輔仁大学)ではなく、交換留学にしたのは、周りに助けを求められない環境で自分自身の力で生活することで成長したかったからです。
留学前には、語学力向上はもちろん、現地の学生とオンラインで交流ができたので、その機会を利用して現地の情報を得たり、自分の現状を把握すべく語学試験を受験したりしました。
留学中
台湾は親日派が多いので、私が日本人だと分かるとサービスやサポートをしてくれた台湾人が沢山いました。基本的に台湾人は穏やかで親身になって話を聞いてくれるので、強い味方でした。留学中に最も辛かったことは、他国の留学生との寮生活です。ルームメイトが私以外全員中国人ということもあって、言葉が自分だけ通じない孤独感を感じました。また、文化・生活習慣の差の大きさ(清掃・通話・声のボリュームなど)にカルチャーショックを受け、異文化を受け入れることにとても時間がかかりました。
留学後
日本にいれば言葉も意図も完璧に理解し合えるので、何1つ不自由なく生活できていました。だからこそ周りの助けがなく、自分自身で何もかもしなければならない、自分の言いたいことをうまく伝えられない環境での生活は、私にとって大きな挑戦でした。そのおかげもあり、大変な時に周りに助けを求める、自分から話しかけて交友関係を広げるなど、自主性や積極性が身に付いたと思います。さらに、自分の「普通」が通用しないことから、自分の視野の狭さを痛感しました。留学を終えた今考えると、自分自身を大きく変化・成長させてくれた経験だと思います。留学して後悔していることは何1つありません!
台湾総統府はなんだか懐かしい感じが…
高校生・在学生へのメッセージ
大学生の間は、人生で1番まとまった時間を確保できる時間だと思います。自分のやりたいこと、経験したことのないこと、長い時間かかることは大学生で経験すべきです。留学は予想外の事ばかりで、自分の常識が通用しないので、日本では決して経験できないことばかりです。辛いことの方がむしろ多いかもしれませんが、その分精神的にも肉体的にも必ず成長を実感できます。自分を大きく成長させたい人、視野を広げたい人、留学するかどうか迷っている人はぜひ挑戦してみてください!
本場の小籠包は やっぱり美味しすぎました!
大好きなドリンクショップは 週2回以上通っていました?!