韓国（2021年度）

留学中にはコロナ禍ということもあって、予期せぬ出来事がたくさん起こりました。特に、現地に到着後、授業が全てオンラインになると告げられた時は、本当にショックでした。やっと留学へ行けるようになったのに、現地の大学に通うこともできず終わってしまうのかと思うと大変悔しかったですが、せっかくの留学を少しでも有意義なものにするために、日本人留学生と現地の学生が交流できるようにするサークルを立ち上げました。

参加希望者を募った結果、特に韓国人学生からたくさんの応募があり、日本に興味を持っている韓国人が多くいるということに大変驚き、感動しました。実際にサークル活動をしながら、韓国人の友人が増えただけでなく、語学力の向上や韓国文化の理解にも繋がり、有意義な留学生活を送ることができました。

留学中は韓国人だけではなく、さまざまな国からの留学生とも仲良くなりました。私は留学先大学の学部授業と同時に、韓国語を学ぶための語学堂の授業も受講しており、同じクラスには中国人やベトナム人、モンゴル人がいました。コロナが少し落ち着き、2週間だけ対面授業になった際には、彼らと一緒に文化体験行事に参加したり、ご飯を食べに行ったりしながら、親睦を深めることができました。また、授業がない日には、友人たちと共に国内旅行にも頻繁に出かけました。韓国は交通費が安く、地方にも魅力的な都市がたくさんあるので、ソウル以外にも足を運んでみることをオススメします！

私にとって今回の留学は、語学力の向上という目標が達成できただけに留まらず、人生のターニングポイントとなるかけがえのない財産になりました。「語学を学びたい」「海外に興味がある」という人だけでなく、「自分を変えたい」というような想いを持つ人にとっても絶好のチャンスとなると思います。そして、留学前に懸念していた就職活動については、結果として、留学と両立できたと強く感じています。むしろ、留学をしながらも就職活動をしていた積極的な姿勢を、企業から評価していただくことも多かったです。もし就職活動と留学の時期が重なることを心配している方がいれば、迷わずチャレンジしてみてください！