2年生向け「アジア学科卒業生によるキャリアサポート講演会」を開催しました(2025年10月28日)
南山大学アジア学科は毎年恒例の2年生向け「アジア学科卒業生によるキャリアサポート講演会」をQ313教室で開催しました。
今回は2016年度卒業生の長尾さん(現職はフリーランスのコンサル業)をお招きしました。長尾さんはタイ・バンコク在住で、オンラインでの講演です。
長尾さんはコンサルタントとしての豊富な経験を活かし、宮原先生からの「学生が納得のいく人生プランを模索してほしい」「学生が最大限のポテンシャルを発揮してほしい」という相談を受けて、「2年生の皆さんがいま何をやるとよさそうか、ヒントがある状態になってほしい」という目標をたてて講演をしてくださいました。
具体的には「時代の波風を受けない働き口はほとんどない。その時の状況に応じて、自分の意志と多様な選択肢を持つことが大事」「在学中の行動や気づきは、今後の意志決定の糧になる」「意志を早く言語化するのが得」「自分が何をしたいか、何も思い浮かばない時は、真面目に考えすぎず、『自分にはこれが向いているかも?』と仮説をたて、それが本当に向いているかどうかを社会活動(学業、アルバイト、インターン参加など)で検証することで、自分に向いていることを見つけよう」などのメッセージを投げかけてくれました。
講演会終了後、2年生へアンケートしたところ、回答者45人中、「とても有益」29人(64%)、「有益」15人(33%)、「どちらとも言えない」1人(2%)と、大変好評でした。
また、2年生の感想として、次のようなコメントが寄せられました。
長尾さん、今回は本当にありがとうございました!
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2年生たち
●いろいろな経験をしてきた南山大学アジア学科卒業生のお話を聞くとても貴重な経験だった。今の自分のしたいこと、興味があることに対してまずは行動してみようと思えた。仮説と検証を活かして、これからのキャリアに対して真剣に考えていきたい。
●就活というと、インターン、面接など敷居が高いイメージがありましたが、とりあえず自分が好きなこと・気になることを見つけて仮説・検証すれば良い、ということを知ることができたので、今からでもできそうだと思いました。
●好きなことはあっても、仕事として考えると何がむいてるのか何が合ってるのか分からなかったけど、仮説と検証の話を聞いて、色々なことを試してみようと思えました。
●何もやりたいことが見つかっていない状態でしたが、見つかっていない状態でも仮定して、検証してみるということを実行してみよう、と思いました。就活について動くことに何が高いハードルがあるように感じていましたが、そのハードルが下がりました。
●自分の強みはなにって自分自身で決めつけるのではなく、行動して探し出すものという言葉に響きました。自分は何をしたいのかを考えるのではなく、まずなにかを行動したいと思いました。
●将来の仮説を立ててみて、将来の夢や目標がないので書けないかなと思っていたが、長尾さんのお話を聞いてとりあえず書いてみたら意外と書けたので、自分と向き合うことの大切さを改めて感じました。
●就活への漠然とした不安を抱えている今の時期にこの講演会を開催してもらえたのがありがたいなと思いました。早め早めに行動していきたいと思います。