第13回インドネシア語スピーチコンテスト(2023年11月19日開催)
開催報告
於南山大学D棟DB1教室
コロナ禍による不開催が続きましたが、本年度はようやく第13回南山大学インドネシア語スピーチコンテストの開催が叶いました。「詩の暗唱」の部で15名、「スピーチ」の部で13名の総勢28名の出場者のみなさまをお迎えできたことを何よりも嬉しく存じます。いずれもインドネシア語とインドネシアへの情熱が感じられるすばらしいパフォーマンスでした。
鏡味治也名誉教授(金沢大学)とヘラ神父(神言会日本管区)からは、コロナ禍前と同様、本年度も厳正な審査と的確かつ温かい講評を賜りました。南山大学インドネシア人学生グループ「クマリン(Kemarin)」による合唱「心ひとつに(Satu Hati)」とインドネシア東部ロテ島舞踊「オファランガ(Ofalangga)」、イ・カデッ・プルナワン先生(南山大学インドネシア語非常勤講師)とそのご友人のアミッ氏によるバリ舞踊「オレッ・タムリリンガン(Oleg Tamulilingan)」とクイズの余興も、大いに会場をわかせました。その他にも、出場者の晴れ舞台に駆けつけてくださったご来場者、コンテスト運営をお手伝いくださった方々など、多くのみなさまのおかげで、第13回インドネシア語スピーチコンテストは予想以上の大盛況のうちに終了いたしました。
コンテストの結果は僅差でついたのかもしれません。審査員の先生の講評にあった通り、「詩の暗唱」の場合、どのぐらい正確に詠めたのか、(身振りだけでなく、声色で)詩の中身を表現できたかどうかが、評価を左右しました。「スピーチ」の場合、設定されたテーマに則してみずからの経験や思いをうまく織り込んだパフォーマンスが評価されるのは当然です。それとあわせて審査員の先生方とのインドネシア語によるやりとりも、力量の示しどころだったでしょう。それらの点でとくに優秀だった「詩の暗唱」と「スピーチ」の各3名が入賞者になりました。
南山大学はこれからも、心温まる又は元気を与えてくれる課題詩を選定し、多くの人が心分かちあえるスピーチテーマを設定して、インドネシア語のコンテストを継続していく予定です。みなさまからますますのご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2023年度スピーチコンテスト運営担当 間瀬朋子
暗唱の部 | スピーチの部 | ||
---|---|---|---|
1位 | 坂倉 茅瀬 | 1位 | 岩堀 珠希 |
2位 | 山田 遼太 | 2位 | 石田 丈 |
3位 | 五十嵐 三奈 | 3位 | 小島 菜央 |
暗唱の部 坂倉さん
スピーチの部 岩堀さん