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第12回インドネシア語スピーチコンテスト(2019年11月17日開催)

開催報告

於 南山大学 D棟 DB1 教室

毎年の恒例となっている南山大学インドネシア語スピーチコンテストは、皆様方のご支援のおかげで第12 回の開催を迎えました。今回、インドネシア学生会名古屋支部と南山大学外国語学部アジア学科・国際教養学部国際教養学科の共催に加え、神言会日本管区のご協力と、株式会社極東精機の協賛を賜り、開催いたしました。例年の通り「詩の暗唱(Pembacaan Puisi)」の部と「スピーチ(Pidato)」の部から成り、インドネシア学生会名古屋支部によるバリ舞踊のアトラクションも披露されました。出場者は合計23 名で、合わせて約70名のご来場をいただき、盛会となりました。

本年も学外の皆様から多大なるお力添えをいただきました。株式会社極東精機様にはご共催をいただき、代表取締役の北野毅様から最優秀賞の副賞としてインドネシア往復航空券を贈呈いただきました。第1回から継続して審査員をお務めいただいている鏡味治也教授(金沢大学)、並びに審査員をお務めいただいた神言会日本管区のヘラ神父(Prof. Marianus Pale HERA)、同じく審査員のインドネシア学生会名古屋支部ディエス・アルウィ・トゥティアルタ先生(Diess Alwi Tutiarta)には、本コンテストの根幹となる審査を行なっていただきました。厚く御礼申し上げます。

13:00定刻に開会となり、本学の国際教養学科長・森山幹弘教授から、ごあいさつを差し上げました。続いて、鏡味教授、ヘラ神父、トゥティアルタ先生の審査員紹介をさせていただきました。

本学からは、稲垣和也准教授(アジア学科)の司会進行、マンガ・ステファヌス講師(アジア学科)の懇切丁寧なインドネシア語チェック、アジア学科の学生4 名による懸命なサポートの中、出場者16名による、第一部「詩の暗唱」の部が始まりました。

‘Krawang — Bekasi’ のような根気良く暗記しないといけない詩や、‘Pilihan’ のような豊かな表現力を要求する詩の暗唱が次々と披露されました。暗記力と表現力の高さや、質疑応答から詩とじっくり向き合ったことがうかがえた、竹丸葵さん(南山大学・国際教養学科)、村上姫花さん(関東国際高校)、関雄馬さん(関東国際高校)の3名が入賞となりました。

続いて、第二部「スピーチ」の部には、7名が出場しました。こちらの部もレベルの高い接戦となり、スピーチの技量とその内容が客席を魅了しました。中でも、ジョグジャカルタへの留学での学びを題材としたスピーチ、スマトラ島の友人・家族との絆を題材としたスピーチ、インドネシアでの経験に基づいて日本を省みることを題材としたスピーチは、それぞれのインドネシア滞在経験に裏打ちされ、活き活きとしたものでした。内容・表現力・発音・質疑応答でとくに優れた印象を残した、日比智大さん(南山大学・アジア学科)、杉山瑞奈さん(南山大学・アジア学科)、中澤あみさん(大東文化大学)の3名が入賞となりました。

会場票と審査員による選考を待つあいだ、インドネシア学生会名古屋支部所属で本学でもインドネシア語講師を務めているイ・カデック・プルナワン氏が本場のバリ舞踊を披露してくれ、来場者の皆さんを楽しませてくださいました。

表彰式では、上述の6名の表彰と景品授与がおこなわれ、「詩の暗唱」の部で入賞した竹丸葵さんに総合優秀賞が授与されました。来場者全員での集合写真撮影がおこなわれ、なごやかな雰囲気のなかで第12 回インドネシア語スピーチコンテストの幕が下りました。

インドネシア学生会名古屋支部には、審査員、アトラクションだけでなく、さまざまな面でご協力をいただきました。また、ボランティアで手伝ってくれた本学アジア学科の学生達のおかげで、今回のスピーチコンテストもスムーズに進行することができました。その他、この日のために集まってくださった皆様方に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。

スピーチコンテスト実行委員 稲垣和也 アジア学科教員

入賞者(敬称略)

暗唱の部 スピーチの部
1位 竹丸 葵 1位 日比 智大
2位 村上 姫花 2位 杉山 瑞奈
3位 関 雄馬 3位 中澤 あみ

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