授業風景
【1年生向け】アジア学入門A(インドネシア)
2022年09月09日
科目名 | アジア学入門A(インドネシア) |
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担当教員 | 間瀬朋子 |
授業概要 | インドネシアがなぜ多民族・多言語の国家なのか、その背景を理解する。民族意識の目覚めと独立闘争を中心に、インドネシア共和国になるまでの歴史を学ぶ。 |
科目の全体像 | 南山大学シラバスを参照 |
日時 | 第2クォーター(6〜7月) |
学生の感想・コメント | ・地域紛争など、いまのインドネシアにみられる問題の背景が理解できてよかった。 ・インドネシア共和国の誕生を学んだ。難解。 ・毎回地図を広げて授業を聞いて、改めてインドネシアは大国だと思った。たくさんの島が集まってひとつの国になっていく歴史に興味をもった。 ・現在インドネシアと呼ばれる地域が、いかにして成り立ったのか、どのような歴史的背景を持っているのかを詳しく学び、考えることができます。歴史の授業のように歴史的事象を淡々と覚えていくわけでなく、インドネシアという国が誕生する過程を、様々な立場で考えることができます。アジアの人々の多様な考え方を知る、また、寄り添うきっかけの一つとなるような授業です。 |
担当教員のコメント | さまざまな宗教や文化をもつ他地域からの勢力が海を渡って入り込んできたり、王国・王朝が入れ替わり立ち替わり出現・衰退したりする地域を学ぶのは厄介!、独立達成までの過程は複雑!!と感じる受講生が多かったでしょう。それでも、共和国誕生史のなかに現在のインドネシアが抱える諸問題の根源を読み取った人が複数いて、安堵しました。みなさんの今後のアジア地域研究に「アジア学入門A」での学びが少しでも役立ちますように。 |