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英語オーラルインタープリテーションコンテスト
オーラルインタープリテーションとは?
読み手が英文の伝える内容を解釈し、それに合わせて声や表情、時には体や手に持つスクリプト自体を利用して聴衆に英語でメッセージを伝えるものです。「Oral」広い意味で「口頭の」、「Interpretation」「解釈表現」です。
演劇とは違い、読み手は聴衆に向かって話しかけます。ステージ上では互いに顔を見て話し、演技することはありません。また、原則として衣装や効果音、大道具・小道具などは使用しません。本学では、「イス」として使用できる黒の箱状のもの(画像参照)を用意しますので、適宜お使いください。
音読の際には、声の大きさ、読む速さ、声の質、感情表現が大切です。またジェスチャーや、顔の表情や向き、視線の方向も評価します。必要に応じて話の内容に呼応した動きがあると良いでしょう。黒色などの台紙に貼ったスクリプトは持って登壇しても構いません。
アドバイスとしては、手に持ったスクリプトを読み上げても,または見ないで暗唱してもどちらでも構いませんが,暗記の再現を目指すより、読みながら伝えるという姿勢が好ましいでしょう。発表時には、読み手の立つ位置を決め、誰がスクリプトのどの部分を音読するか、他の読み手との連携にも注意しましょう。
詳しくは募集要項をご覧ください。
南山大学短期大学部では毎年秋にコンテストを開催していて、2016年度は、コンテストに高校生12校20組(101人)、中学生4校5組(36人)、エキシビションには高校生、中学生、大学生が5校5組(9人)参加しました。
オーラルインタープリテーションって? 熱血教授がみなさんの学校で出張授業をします!
本学講師が出張し、直接生徒の皆さんにするレクチャーすることも可能ですので、どうぞお気軽にお問合わせください。
【教授陣】
浅野 享三/Asano Keizo
「参加して良かった!」みんな言いますね。だって、楽しいから。
William Kumai
"It's the message, the message, the message! And communicate it!"
David Kluge
"When you are performing Oral Interpretation it is like being in a dance group: all members have to move with one heart--precise and together."
【過去の訪問校】
2015年7月11日 国府高校
[ 参加していただいた生徒さんの声 ]
- ひとつの会話文だけでも読み方ひとつで全然違うんだなと感じました。英文がスラスラ読めても、相手の人に伝わらなければ意味がないと思うので、きちんと伝えられるように自分なりに努力したいです。
- 文を正しく読むことももちろん大切だけど、それ以上に伝えようとすることが大切なのだと気がつきました。
- ただ英語を発音するだけでなく、その英文を話すときの感情を考え、その感情を込めて発音することで、英語の発音がさらに楽しくなったり、意味をより深く理解することができるということが分かりました。また、そのように英語を発音することで、その英文を知らない人が聞いても、理解してもらいやすいし、聞いている人も、楽しく聞けるということも分かりました。
- 英語ができるようになるには、やっぱり長い時間が必要で、毎日少しずつでもいいから続けることが大事なんだと分かりました。
[ 先生の声 ]
工夫された手順で、大切なことを大変わかりやすく伝えていただきました。2つのグループでの発表では、生徒は相手の発表を聞くことからも多くを学ぶと実感しました。1時間のうちに生徒の発表に変化が見られましたが、現在も生徒の中に、上達したいという気持ちを見ることができます。貴重な体験をありがとうございました。
2014年8月27日 瀬戸西高校
[ 参加していただいた生徒さんの声 ]
元々、英語で学ぶことに興味を持っていたので参加させて頂きました。講義で、どのように話すと相手により伝わるのか、ということを学び文章を読むことにおいて、私が今までどれだけ「読む」という行為にとらわれていたのか、また、相手に「伝えよう」としていなかったのかを身をもって感じました。
この講義を受けたことで、朗読する時に意識するようになり、以前の読み方よりも良くなったと褒められるようになったので、自分自身の成長がとても嬉しく思います。講義に参加したことは私にとって本当によい経験でした。ありがとうございました。
[ 先生の声 ]
参加した教員は、私を含め3名でした。皆さん、大変好意的に受け止めて頂きました。講師の浅野先生の説明は大変わかりやすく、"Rain,rain,rain"のたった3語でも表現方法は幾通りもあるというところから始まり、英文の解釈を読み手が消化して、まさにOralで「表現する」という視点からのお話は、我々高校教員にとっても非常に参考になりました。